実体蛍光顕微鏡
従来の光学系では、高い解像力と深い焦点深度とは、両立しない相反する要素と考えられてきました。ライカ マイクロシステムズのFusionOptics は、この限界を克服した革新技術です。
人の視覚システムは、左右の目でそれぞれ別個の像情報を最大限描写しており、脳がそれらをひとつに融合して3 次元像を合成していることが確認されました(チューリッヒ スイス連邦工科大学(ETH) 神経情報工学研究所)。
この原理を応用して、ライカ M205 FA 実体蛍光顕微鏡は、2 本の光路それぞれに別の役割を持たせ、右目からは最大の開口数による高分解能の像、左目からは焦点深度の深い像をインプットします。相反する2 つの情報は人の脳で意識することなく融合され、高い倍率での立体観察を実現しました。
また、ライカ特許のTripleBeam 蛍光光路は、蛍光照明専用に開発された第3 の光路を持ち、どのズーム倍率でも視野全体で均一に明るく照明され、結像をさまたげる散乱反射も起こりません。2 本の観察光路と励起用の照明光路(第3 の光路)を分離することで、どのズーム比でも最大の 透過効率が保証され、明るく均等な視野を確保します。微小な構造や微弱な蛍光シグナルも精細・鮮明に描写できます。
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